古庄の歴史
2017年で70周年を迎えた古庄電機産業。その歴史は、偉大な先人の生き様と共にありました。
ここでは創業者 古庄義雄の足跡を辿りながら、現代へと受け継がれた「古庄のDNA」を探ります。
1947 古庄のはじまり
古庄電機産業の起こりは、1947年の4月。
創業者の古庄義雄が37歳で「古庄電機商会」を設立したところまで遡ります。
義雄は現在の本社所在地にバラックの小さな住宅を建て、自ら買い付けたローソクを売り歩きました。戦後まもない当時は電気事情があまり良くなく、停電があたりまえの時代であったため、ローソクは飛ぶように売れました。
商売のきっかけ
商売の手応えを感じた義雄は、その資金で電圧計や電流計などのメーターを売り歩く事業を開始。夜行列車で東京秋葉原へ買付に行き、リュックサックいっぱいに商品を詰め込んで名古屋へ持ち帰りました。この商品も売れに売れ、すぐに完売する事が続いたといいます。
1948 企業としての出発
1948年には、電力会社の先輩方の支援を受け「株式会社古庄電機商会」に改編し電力会社との取引を開始しました。これは現在の古庄電機産業における事業の大きな柱のひとつとなっています。
希代の商売人であった創業者が常に口にしていたのは、「会社の規模に合ったことを行い、決して背伸びすること無く、何事も真面目に、誠実に行うことが、良い結果につながる」という信念でした。
1961 意思を受け継いで
創業者のDNAを引き継いだ社員たちのもと、着々と業績を伸ばした古庄電機産業は、1961年に新社屋となる古庄ビルを竣工。鉄筋4階建ては、当時のオフィスビルとしては極めて近代的でした。
1983 さらなる発展へ
そして、工業用ロボットなど一般産業分野におけるさらなる事業拡大を受けて、1983年4月1日、商号を現代の「古庄電機産業株式会社」に変更しました。
中部圏のものづくりを迅速にサポートする、豊田や四日市の事業所もフル稼働。ものづくりの現場を知る社員がお客様の課題に答え続けることで、次第により多くのお客様の信頼を集めていきます。
2002 未来を見据えて
さらに2002年8月には、近い将来訪れるであろう電力自由化の波を見据え、東邦電機株式会社を合併。事業拡大に向け、業務領域の拡大を図ります。
2006 環境にやさしい企業
環境企業としても、様々な取り組みと向き合っていく私たち。2006年にISO14001の認証登録をおこなうとともに、環境方針として“省エネルギー及び環境に配慮した製品の販売促進を図る”を掲げ、積極的な提案販売を実施。2009年には名古屋市エコ事業所に登録されました。
2011 業務領域の拡大
その後、設備ソリューション、半導体、電力と業務領域を広げた古庄電機産業は、2011年には7階建ての新本社社屋(古庄ビル)を竣工。現在に至っています。
2017 70年の歩み
2017年に70周年を迎え、私たちは創業者の志を胸に、真の付加価値創造企業として新たな道を進み始めました。そしてこれからも未来を見据えたご提案で、より豊かな日本の未来に貢献していきます。
70周年記念事業の一環として四日市営業所の新社屋を竣工しました。